ベタ 熱帯魚

熱帯魚・ベタの飼い方

ベタには特徴がいくつかあります。
最も大きい特徴は、水温が高温で、水中に酸素が少ない環境であっても空中から酸素を直接取り入れることにより空気呼吸ができる補助呼吸器官を備えていることです。
その構造が迷路に似ていることから"ラビリンス器官"とも呼ばれます。
この器官があるために、水がなくて、泥沼のような環境ででも生息でき、狭い容器の中(コップなど)でも酸素欠乏を起こさずに飼育できる変わった熱帯魚です。
これ以外の特徴としては、産卵生態です。
熱帯魚としては大変珍しい産卵方法です。
しかもその産卵方法は、水槽内で簡単に観察できます。
さらには、オスの闘争心が強いのも特徴的といえます。
日本では、闘牛や闘鶏のようにオス同士を闘わせますが、タイなどではなんと『闘魚』が盛んで、ベタのオス同士で強さを競わせます。
ベタのオスはオスを見つけると、エラぶたやヒレをいっぱいに広げて、自分を誇示するフレアリングをするのです。
ベタが一番美しいのは、この時といえます。
■ベタ水槽の大きさとろ過
小型のベタを飼育するのならば30センチ水槽で十分ですが、ほとんどのベタの種類なら60センチ水槽で飼育し、繁殖を楽しむことができます。
ベタは、流れのあまりない止水域を好むので、パワーフィルターや水流が強い上部フィルターよりも、底面やスポンジのフィルターをゆるめにまわしてあげたものを使用するのが良いでしょう。
水槽の中に水草をたくさん植えた場合なら、フィルターなどはなくてもいいぐらいです。
また、夏場などヒーターが必要ない時期なら、コップなどの狭い容器に水を入れただけのものでも飼うこともできる熱帯魚なんです。
しかし、コップなどでベタを飼う場合は、ジャンプしてコップから飛び出さないようにフタをするとよいでしょう。
■ベタが好む水質と水温
ベタは、弱酸性から中性の水を好みますが、ほとんどの種類は、水道水を中和させただけの水を使用しても問題ありません。
水温は、23〜28℃の間で維持できればよいです。
■ベタ水槽のレイアウト
流木や水草または岩などを、水槽の中で好みに合わせて配置するようにしましょう。
水槽の中にベタの隠れ場所や繁殖する場所を保持するために、ウォータースプライトなど水草を水面に浮かべるのが良いでしょう。

熱帯魚を飼育するときのバクテリアの増殖

写真 大事な濾過バクテリアなのですが、飼育者側では繁殖させるために大したことはできませんから、初めのうちは「濾過バクテリアっていうのは大事なモノらしいぞ〜」 と頭の片隅ででも覚えておけば充分だと思います。
最初の頃にできることと言えば、濾材を洗う時には優しく洗うといったことぐらいでしょう。
濾過器のマットによくバクテリアが繁殖しますので、水道水でゴシゴシと洗ったりはせずに(バクテリアも熱帯魚同様に水質・水温の急変に弱いそうです)、水槽の水をバケツなどにとり、そこでマットを洗うようにしましょう。
マットの糞などは、軽く揉み洗いすれば取れるのでそれだけで充分です。
それでも取れない黒ずみはバクテリアなので、「わーい。バクテリアが増えてきた〜」と喜んでよいでしょう。
もう1つ産卵用などに水槽を立ち上げる時は、古い水槽から濾材や水を流用することで、新規の水槽にもバクテリアがはやく定着するという方法もありますので、今後水槽を増設する時には試してみてはどうでしょうか。
又、商品として「水作りに」と称してバクテリア入りのもの(液体ものなど)がありますが、そのような商品のついては効果に疑問視する人も多いです。
その商品に興味がある方は調べてみた上で、必要だと考えれば試してみるのもよいかもしれません。
濾過バクテリアの特性として「急激な水質悪化を緩和してくれるもの」ですが、目で見ることはできないですし、よくわからないという時は気にしてもきりがないという部分もあります。
興味がある人は、好きなだけ濾過バクテリアの特性を調べてみるとよいですが、濾過バクテリアのことばかり重要視しすぎて、熱帯魚のことをほったらかしになることのないように気をつけてください。
確かに濾過バクテリアは重要な存在ですが、バクテリアを死なせることがない限り、魚の糞尿などを餌としながら、自然に繁殖していくようなものですから、私は 「どうせ勝手に増殖するものだし?」と 気楽に考えるようにしています。